福島原発事故で思うこと 放射線の強さシーベルト/時間と被曝総量シーベルトの違い

福島原発事故から発生する放射能のモニタリング結果が公表されている。発表される測定単位はシーベルト/時間であるのだが、それと被曝総量単位のシーベルトを比較して、日本国民をごまかしているように思えてならない。例えば20ミクロンシーベルト/時間を5時間被曝すると、100マイクロンシーベルト、すなわちレントゲン1回分である。すなわち福島原発から60kmくらいにある福島県庁周辺では、毎日レントゲン検査を受けている状況と同じなのではないだろうか。
外国や海外メディアの反応はもっと深刻である。いくつかの国は日本からの退去を決めたり、大使館業務を大阪に移したり。パニックを煽るつもりはないが、日本政府はもう少し丁寧に、本当の状況を説明すべきであると思う。今日のニュースステーションで古舘さんが専門家に突っ込んでくれるかと思ったが期待はずれである。