ギルギット脱出計画3日目の続き

ギルギット退避(3日目)には、実は続きがあります。空軍の午前中の飛行機が悪天候でキャンセルになったので、ホテルに戻ったのです。ホテルで昼食を取ろうとした12時半ごろ、軍警察から電話があり、「もうすぐ軍の飛行機がギルギット空港に到着する、すぐに空港に来るように」。3分で昼食を済ませ空港へ向かおうとするが、車がいない。1時30分にホテルに戻るように指示したのだ。さらにドライバーは携帯電話を持っていない。1時15分ぐらいに車が戻ってきて、1時30分頃やっと空港に到着した。
空港に到着すると、ターミナル入り口付近は混雑、混乱、パニックぎみである。飛行機に乗ろうとする乗客と警察でイザコザが発生。写真の人たちの中には、もう1週間以上も毎日毎日、軍の飛行機に乗るために、空港にきているそうだ。
こんな中、結局我々も空港ビルの中に入ることができなかった。もし我々外国人が特別待遇で飛行機に乗ったら、それこそ本当のパニック、暴動に発展していたかもしれない。また明日頑張ります。